アレルギー検査

院内アレルギー検査(Drop Screen)を導入しました。

検査の項目に関しては、下記を御参照下さい。結果用紙の例もあります。


採血検査は基本的には指先で行いますが、指先で十分量の血液が採取できない場合や、他に採血検査を行う様な場合は通常採血で検査ができます。

小児の場合は、指先採血検査で十分量が採取できない場合、検査が行えない場合もあります。

※非特異的IgE(アレルギーの強さ/アレルギーのなりやすさ)を調べる検査は、通常採血になります。


花粉症やハウスダストなどの環境抗原の場合、アレルギー1~2年に1回程度の検査が一般的と言われています。


 採血終了から特異的IgE 41項目は、採血検査後の30分で結果が出るため、その日のうちに結果をお渡しできます。

 問診や診察がありますので、帰宅までには1時間程度を想定して下さい。
 お時間がない場合は、当日は問診と診察終了後帰宅。後日結果をお聞きするために来院する方法もあります(再来・診察料が別途かかります)。

 30分に1人検査が可能です。そのため電話で予約をしてからご来院頂きますようにお願いします。
デジスマ」をご利用しての直接予約も可能です。

 予約なく当日来院された場合、予約の状況次第で後日改めてとさせて頂く場合があります。

 当院では 満3歳以上を想定しておりますが、その御年齢以下の方はご相談とさせて頂きます

 保険診療内(気管支喘息/アレルギー性鼻炎などある方)は、¥5000程度 (3割負担) で検査が可能です(初診料・再診料・診察料などが別途かかります)。
 こども医療費助成の範囲内で行うことができます。

 保険診療外(症状が何もなく、スクリーニング目的の検査)は、¥13,000の費用(診断書代合わせて¥16,000前後)がかかります。


 診療時間内で結果の説明まで行うことになるため、
 午前中は 9:00~10:00 1枠、10:00~11:00 1枠、午後は16:00~17:00の1枠。1日3枠までを予定しておりますが、
 検査の最終時間は電話相談が可能なことがありますのでご連絡ください。
 (結果説明は後日で良いという方は検査開始の時間によって上記時間以外も、お受けできるかもしれません)


 当院通院中の方で検査のご希望があった場合も、後日予定を組んでの検査になる可能性があります。


※花粉症や気管支喘息の治療で必要となる非特異的IgEは、外注検査となるため後日結果判明します。

※特に小児での食べ物のアレルギーに関しては、確定診断にはなりません。最終的には食べ物経口負荷試験を行う必要があります。

 負荷試験を受けることが可能な施設は限られております。

アレルギー検査


この様な方がよく検査を受けられています。


  • よく鼻かぜをひくが、アレルギーかもしれないと思っている方。
  • 気管支喘息や鼻炎があり、アレルギー検査を行いたい。
  • 自身の原因アレルギーを知りたい。
  • スギ花粉やダニに対するアレルゲン免疫療法(舌下免疫療法)を希望される方。
    舌下錠の供給が安定したら開始を検討しています。
  • スギ花粉の注射(ゾレア)での治療を希望する方。ゾレアの治療開始準備中。
  • イヌやネコを飼おうと思っているが、アレルギーの有無が心配な方  


注意点


検査の結果が陽性だったとしても、アレルギーを有すると判断すべきとは言えません。

特に食品に対するアレルギーは、検査結果が陽性であっても必ずしも症状が出るとは限りません。むしろ症状が殆ど出現することがなく、食べられるケースの方が多いです。そのため、普段食べることができている食材を検査が陽性だからと言って、摂取しないようにすることは不適切な対応と言えます。

最終的な診断は、経口負荷試験となりますが、検査を受けることが可能な施設は限られています。